「シーシャって気になる。でも、何を頼めばいいのか分からない」
そんなふうに、お店の前を通り過ぎたことはありませんか。普段ならためらうことも、旅先なら「せっかくだから」と試してみたくなる。札幌旅行の予定に、シーシャカフェで過ごす時間を加えるのも、そんな選択の一つです。
今回は、すすきの駅から徒歩約3分のアルギーラカフェとLocoLoko(ロコロコ)をご紹介します。異国の雰囲気を味わいたいか、靴を脱いでくつろぎたいか。過ごしたい時間から選んでみてください。
※シーシャは喫煙です。この記事は20歳以上の方を対象としています。甘い香りでも健康へのリスクがなくなるわけではありません。
シーシャとは?香りを選んで楽しむ「水たばこ」
シーシャは、たばこ葉などを炭で加熱し、発生した煙を水に通してホースから吸うもの。古くから中東諸国などで親しまれてきました。特徴の一つが、フルーツや花、ハーブなど、さまざまな香りの「フレーバー」を選べることです。
ピーチにミントを加えたり、キャラメルにバナナを合わせたり。同じフルーツ系でも、組み合わせによって印象が変わります。
私が好きなのは、香りだけでなく、急いで何かをしなくてもいい時間ができること。誰かと話しても、本を読んでもいい。観光地を次々に巡る旅の途中に、ゆっくり過ごす時間があってもいいと思うのです。
ただし、水を通すことで安全になるわけではありません。健康面については、後半でも触れます。
すすきのの2店、どちらを選ぶ?
どちらもすすきの駅から徒歩約3分。初めてなら、機材や銘柄の数よりも「ここで過ごしてみたい」と思えるかで選ぶと、イメージが湧きやすくなります。
- アルギーラカフェ:中東の装飾やランプに囲まれ、異国の雰囲気を味わいたい。
- LocoLoko:靴を脱いでソファーでくつろぎ、本を読んだり、のんびり会話したりしたい。
アルギーラカフェ|札幌にいながら、異国の空間へ

アルギーラカフェは、2008年創業のシーシャ専門店。中東の工芸品やトルコランプを取り入れた空間が特徴です。札幌らしい食事を楽しんだあと、今度は少し違う文化に触れてみる。そんな夜の寄り道に候補にしたくなるお店です。
ミルクの泡が特徴のチャイや、ヨーグルトを使ったドリンクもおすすめです。シーシャだけでなく、飲み物を選ぶところから楽しむのもよさそうです。
LocoLoko|靴を脱いで、ソファーでごろごろ

LocoLokoで私が気に入ったのは、靴を脱いで、ソファーでごろごろしながら過ごせること。お店にいるのに、誰かの部屋でくつろいでいるような感覚があります。
シーシャバーと聞いて、背筋を伸ばして座る場所を想像している人には、少し意外かもしれません。公式Xでも「靴を脱いでくつろげるシーシャ専門店」と紹介されています。
私なら、本を一冊持っていきたい
シーシャは、読書の時間にも合うと思っています。
旅行中は、移動しながら調べ物をしたり、写真を撮ったりと、意外と忙しいもの。そんななかで、ソファーに身を預けて本を開く時間があると、旅の速度が少し変わります。
そもそもシーシャは、急いで楽しむものではありません。フレーバーを選び、スタッフさんに準備してもらう時間も含めると、1時間では少し慌ただしいかもしれません。
せっかくなら1時間半〜2時間ほど余裕を持って、好きな飲み物を片手に、ゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
もちろん、店内のにぎやかさや席の明るさはお店によって異なります。読書を楽しみたいなら、落ち着いた雰囲気のお店を選ぶのがおすすめです。
観光地を一つ多く巡るのもいいけれど、旅先であえて何もしない時間をつくる。そんな楽しみ方も、私は好きです。
初心者のフレーバー選びは「好きな香り」から
メニューに知らない名前が並んでいても、最初から銘柄を覚える必要はありません。「甘い果物が好き」「ミントは控えめ」「花の香りが気になる」。そんな好みから相談してみてください。
初回の候補として私が挙げたいのは、ピーチなど、香りを想像しやすいフルーツ系です。ただし、香りが好みに合うことと、煙の刺激やニコチンの強さは別。「初めてです。普段はたばこを吸います/吸いません」と伝えることも大切です。
私が好きな4つの組み合わせ
私のお気に入りは、次のミックスです。お店の方にフレーバーを相談するときの参考として紹介します。
- ピーチ×アプリコット×ミント×ローズ:果物の香りに、爽やかさと花の香りを重ねたいときの組み合わせ。
- アップル×キャラメル:りんごとキャラメルという、焼き菓子を連想する組み合わせ。
- バナナ×キャラメル:甘いデザート系の香りが気になる人に、相談の候補として。
- ピーチ×バニラ×ヨーグルト:桃にバニラとヨーグルトを合わせる、デザートのような組み合わせ。
私の好みを並べてみると、果物に甘い香りを合わせるミックスが多め。とはいえ、初めてなら同じ組み合わせにする必要はありません。甘さが苦手なら、そのことも率直に伝えてみましょう。
たとえば、こんな頼み方で十分です。
初めてです。ピーチを中心に、ミントとローズを少し加えてみたいです。刺激が強すぎないようにできますか?
アップルを選ぶ場合は、ひとこと確認したい点も。銘柄によっては「ダブルアップル」にアニス系の独特な香りがあるため、アップルパイのような印象を想像しているなら、そのイメージを伝えて相談してください。
同じ名前でもメーカーや配合で仕上がりは変わります。在庫がなければ、近い雰囲気の組み合わせを提案してもらうのも楽しみの一つです。
初めての注文で確認しておきたいこと
入店したら、まずは「シーシャは初めてです」と伝えてしまうのが一番です。続けて、次の3点を確認すると、会計や時間の不安を減らせます。
- 合計料金:シーシャ代、ドリンク代、チャージ、深夜料金。
- 利用時間:時間制限やラストオーダー。提供を待つ時間もあるので、列車や飛行機の直前は避け、余裕のある予定に。
- シェアの条件:2人で1台を使えるか、追加料金はあるか。
器具や炭の扱い、吸い方はスタッフに教わりましょう。大きな煙を出そうと頑張る必要はありません。むせる、刺激が強いと感じる場合も、我慢せず相談してください。滞在時間と、吸い続ける時間は別。本を読んだり話したりしながら、自分の体調を優先して過ごしたいところです。
甘い香りでも、健康へのリスクはある
初めての方にこそ知っておいてほしい点です。シーシャは、水を通すことで有害物質がすべて取り除かれるわけではありません。また、炭を使うため、一酸化炭素中毒にも注意が必要です。
頭痛、吐き気、めまいなどの異変があれば、すぐに利用をやめ、スタッフに伝えてください。症状がある場合は医療機関への相談も必要です。換気が不十分な場所では、吸っていない同伴者にもリスクがあります。
ここでいう「くつろげる」は、空間や過ごし方についての感想です。
旅の余談|私が東京でおすすめしたいシーシャ3店
東京なら、私のおすすめは次の3店です。今回は札幌の2店のご紹介が主役なので、東京旅行の候補として名前と公式案内をご紹介します。
そして、いつか行ってみたいのが浅草のKIMET(キメト)。愛好家の訪問記には「神のシーシャ」と表現されることもあるお店です。どれほど印象に残る体験なのだろうかと気になります。
私はKIMETにはまだ訪れていませんが、浅草バーンシーシャには行ったことがあります。(もちろんこちらもおすすめです。)KIMETで学ばれた方のお店として知ったのが、訪問のきっかけでした。専門店の紹介でも、KIMETの2号店という位置づけで案内されています。
好きな香りが一つ見つかると、別の街でも「今度はどんなお店だろう」と気になる。旅先での過ごし方が増えていくのも、面白いところです。
次の札幌旅行では、予定を詰め込まずに、本を一冊持っていく。そんな余白のある旅もしてみたくなります。







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